MESSAGE求める人物像

執行役員 人事総務部長 春日毅

「石油開発が好き。だから挑戦したい。」
MOECOではそんな人材を求めています。

春日 毅 TAKESHI KASUGA

執行役員

1958年東京生まれ。法学部法学科出身。大学時代は、大学周辺の住民の法律相談に応じる「学生法律相談」という組織を有志者とともに立ち上げた。好きな言葉は「本質」。困難な局面に際し、本質的な視点で事象を見極めることが大事と言う。「本質は論理的で意外にも簡潔に提示され、だからこそ説得力があり、誰もが理解しやすい」というのが持論だ。

人こそがMOECOの原動力

鍵は、すべての役職員、つまり「人」が握っている。

MOECOは1969年7月、三井グループの石油開発統括会社として生まれました。1960年代の高度経済成長下にあって、低廉な自主開発原油に対する需要の高まりから、政府は1967年に石油開発公団を設立しましたが、主要三井グループ各社は、いち早くこの社会ニーズに応えるべくその約2年後に当社を設立しました。設立後、グループ企業内で保有されていた石油探鉱権益や資本を得て事業をスタート、主にタイ沖ガス田の探鉱・開発事業が実を結び、創立45周年を越える今日に至っています。

タイ以外に、当社は周辺の東南アジアにおける事業展開に強みを発揮し、現在、インドネシア、ベトナム、カンボジア、ミャンマーなどで精力的に活動しています。また、三井物産と共同で北米、中東、欧州にも事業範囲を拡充して来ました。とくに北米では、最近注目されているシェールガスやシェールオイルの開発・生産事業にも参入しています。さらに、2013年には当社は単独でノルウェーにも再進出し、現地法人を設立しました。また、ノンオペレータ事業が多い当社にあって、経営資源が集積したタイでは陸上においてオペレーター事業を推進しています。今後もタイにこだわらずオペレーターシップ取得による技術力の醸成に努め、事業推進能力を高めていくことを目指しています。

設立当初は、人材も資本も限られた中でのスタートでしたが、当社が設立後45周年を越えるまでに至った理由は、諸先輩が積極的に優秀な人材を採用し、育成してきたためです。石油、天然ガス資源は、日々の生産で減耗するため、この減耗を補いかつ、さらに埋蔵量を増やさなければ、企業としての成長はありません。その鍵は、すべての役職員、つまり「人」が握っています。当社の将来はまさに「人」にかかっていると言っても過言ではありません。

執行役員 人事総務部長 春日毅

一番大切なのは石油開発の仕事がすきかどうか

執行役員 人事総務部長 春日毅

自分の頭で考え、発言し行動できる人を求めています

当社が求めている人材は、まず、石油開発の仕事に魅力を感じる人であって欲しいということです。当社にはさまざまな仕事がありますが、石油開発専業の会社ですから、事務・技術関係なく、すべての仕事が石油開発事業につながっています。どのような困難が訪れようとも、石油開発のためなら頑張れる、豊かな暮らしや社会のためならまだまだできることはあるはずだと考えられることが大事です。みなさんはまだ経験がないので分からないことばかりだと思いますが、「世界をフィールドとした石油開発に生き甲斐を感じる」、そう自信を持って言える人が当社で活躍できる人材だと考えています。

次に、これはごくあたり前のことですが、自分の頭で考え、発言し行動できる人を求めています。それには一人ひとりが相応の責任感を持って臨むことが併せて求められます。石油資源が限られた我が国では、仕事の舞台はまさにグローバルにならざるを得ません。さまざまな国の方々を相手に仕事をする以上、自分の意見を論理的に発信できることがとても大事であり、当社が求めるグローバル人材の条件ともいえます。
さらに大事な点は、バランス感覚を持つことです。石油開発事業は、長い事業スパンの中で、さまざまな決断を迫られることが数多く訪れます。その都度、さまざまな専門性を有した人材の英知を結集しなければ仕事は成り立ちません。俯瞰的に物事を捉え、冷静な状況判断を行い、他の部門と協力しながら、最適解を探し求めていく能力も必要となります。

石油開発は事業化までの道のりが長く、自然が相手ゆえ、日常的に困難に立ち向かうことばかりです。その中で成長するためには、自らの創意工夫で現状を打開し、新たに挑戦していく姿勢がとても大事です。学生のみなさんは、専門分野の勉強以上に、専門外の勉強や課外活動など、学生時代しかできないことに一生懸命に取り組んでください。
それが、社会人の糧となり、入社後の考える力や新たな道を切り開く力の糧になると思います。みなさんにお会いできる日を楽しみにしています。

infoindex