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【第98報】水質分析、大気粉じん中の砒素濃度および定点観測結果
2023年8月24日
蒸気噴出について
近隣住民の皆様、関係各位に多大なご心配とご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。
引き続き、一日も早い事態の全面収束に向けて全力で努めてまいります。
1.水質分析
8月23日時点における砒素含有量の分析結果は以下の通りです。
大湯沼周辺エリア
・大湯沼源泉水からは、0.004mg/Lが計測されました。
ニセコアンベツ二号川・ニセコアンベツ川流域
・ニセコアンベツ二号川及びニセコアンベツ川の全計測地点(計4カ所、地図中B、C、D、J)における分析結果は、引き続き農林水産省指定の農業用水基準値(0.05mg/L)を下回っております。
・周辺地域についても合わせて計測いたしましたが、農業用水として取水している3地点(地図中J、H-2及びH-3)における分析結果は、農業用水基準値(0.05mg/L)を下回っております。
掘削現場サイト内
・8月23日は掘削現場内に噴出水は生じておらずサンプルは採取しておりません。
<水質(砒素濃度)>
※表をクリックすると拡大表示します。
※水質分析結果は株式会社北炭ゼネラルサービス 環境センターによる。
図:水試料採取位置
2.大気粉じん中の砒素濃度
大気粉じん中の砒素濃度測定※1の第3回および第4回モニタリング結果は以下の通りです。
なお、大気モニタリングは24時間かけてデータを収集、データ取得から測定結果が判明するまでに約1週間を要します。今後も継続して実施予定であり、結果を受領する都度、こちらでお知らせいたします。
※1 大気中の砒素濃度測定は環境省有害大気汚染物質測定方法マニュアルに従って実施。
※2 指針値は、環境省中央環境審議会第7次答申(平成15年7月)に基づき、「環境目標値の一つとして、環境中の有害大気汚染物質による健康リスクの低減を図るための指針となる数値」として、環境省が設定。ヒ素の数値は、第9次答申(平成22年10月)において設定された。指針値は「生涯に渡って大気中のヒ素に曝露することによって健康影響が生じるのを未然に防止する観点から設定されているもの」であり、「指針値を短期的に上回る状況があったとしても、直ちに人の健康に悪影響を及ぼすものではない」と考えられる。(環境省)
3.空気中の硫化水素ガス濃度
(単位:ppm)
測定日時 |
測定場所 (掘削現場からの位置) |
結果 |
8月23日9:00 |
① 南に570m地点 |
0 |
② 東に590m地点 |
0 |
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③ 北に340m地点 |
0 |
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④ 南西に540m地点 (大湯沼駐車場) |
0 |
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⑤ 現場敷地内 |
0 |
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⑥ 南東に500m |
0 |
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⑧ 南西に580m |
0 |
図:空気中の硫化水素ガス濃度測定位置
4.騒音
(単位:dB/デシベル)
測定日時 |
測定場所 |
結果 |
8月23日 9:00 |
①南に570m地点 |
51.7 |
②東に590m地点 |
48.6 |
|
③北に340m地点 |
52.3 |
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④南西に540m地点 (大湯沼駐車場) |
44.9 |
|
⑤現場敷地内 |
73.2 |
図:騒音測定位置
(地図の出典:国土地理院 https://maps.gsi.go.jp/development/ichiran.html)