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米国メキシコ湾沖合Kaikiasプロジェクト生産開始

2018年6月 1日 プロジェクト

三井石油開発株式会社(本社:東京都港区西新橋一丁目2番9号/社長:剱弘幸、以下「当社」)が100%子会社であるMOEX North America LLC(以下「MOEX NA社」)を通じて20%権益を保有する米国メキシコ湾沖合のKaikiasプロジェクト(オペレーター:Shell Offshore Inc.(以下「シェル社」)、英蘭エネルギー大手Royal Dutch Shell plcの孫会社。80%権益保有)は、今般計画に先駆けて2018年5月29日に生産を開始しました。ピーク時には原油換算日量約4万バレルの生産量を見込んでいます。


シェル社は、MOEX NA社と協働して、坑井設計の統一化、効率的な掘削および仕上げ作業、また近隣鉱区においてシェル社が操業する既存Ursa海上生産設備へのつなぎ込みにより、コスト削減および開発ペースの加速化を達成し、既存Ursa海上生産設備の操業を中断することなく、同設備の改修およびKaikiasプロジェクトの生産に関する試運転をすべて完了しました。


Kaikiasプロジェクトの資源量は、開発段階におけるパイロットホール掘削により油層のさらなる広がりを確認したことで増加しました。当社は、オペレーターのシェル社とともに、今後も安全と環境に十分に配慮のうえ、MOEX NA社を通じて本プロジェクトの追加開発を推進していきます。


[掲載]Ursa_HIRES.JPGのサムネイル画像


参考サイト: Shell Global Media releases