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シェル社保有米国メキシコ湾沖合4鉱区の権益取得について

2016年12月 5日 プロジェクト

三井石油開発株式会社(本社:東京都港区西新橋一丁目2番9号/社長:日高光雄)は米国の100%子会社を通じて、英蘭エネルギー大手Royal Dutch Shell plcが子会社Shell Offshore Inc.(以下、「シェル」)を通じ100%権益を保有する米国メキシコ湾沖合4鉱区の20%権益を取得することで合意いたしました。

本鉱区はニューオーリンズ市から南南東約100キロメートルのルイジアナ沖水深約1,300メートルに位置し、鉱区面積は93平方キロメートルです。隣接鉱区の既存生産設備を活用し、開発費を抑えた早期商業化が可能な見通しであり、原油及び天然ガスを生産予定です。又、1億バレル超の既発見未開発埋蔵量に加え、鉱区内には地質的に有望な構造が存在し、長期に亘る生産と将来的な埋蔵量積み増しが期待されます。オペレーターのシェルと共に、安全と環境に充分に配慮の上、開発・探鉱を推進していく方針です。

三井石油開発は、現下の市況を好機と捉え引き続きコスト競争力のある埋蔵量の積み増しを図って参ります。

【売買契約書の内容】

買主

当社100%子会社MOEX North America LLC(MOEX NA)

売主

Royal Dutch Shell plc100%子会社Shell Offshore Inc.

取得対象資産

米国メキシコ湾海上4鉱区の夫々20%権益
MC767鉱区(鉱区名称「Circius」), MC768鉱区, MC811鉱区, MC812鉱区(3鉱区名称「Kaikias」)

【本事業概要】

油田位置

ルイジアナ州ニューオーリンズ市から南南東約100キロメートル

水深

約1,300メートル

期待可採資源量
(100%ベース、当社評価)

原油・天然ガス 約1億原油換算バレル超