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ブラジル北部沖合深海探鉱鉱区権益取得

2015年12月11日 プロジェクト

三井石油開発株式会社(本社:東京都港区、社長:日高光雄、以下「三井石油開発」)は、三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:安永竜夫、以下「三井物産」)と共同で設立した投資子会社Mitsui E&P Brasil Ltda.(ミツイ・イーアンドピー・ブラジル、以下「MEPBR社」)を通じ、英国BG Group傘下のBG E&P Brasil Ltda.(以下「BG社」)がブラジル北部沖合バヘイリーニャス盆地に保有する深海探鉱鉱区群(4鉱区)権益の10%を取得することでBG社と合意し、2015年4月14日に権益売買契約を締結、2015年12月8日に、ブラジル政府承認を含む契約上の先行要件が充足され、権益譲渡が完了いたしました。

尚、BG社は引き続きオペレーターとして65%の権益を保有します。

本鉱区はブラジル北部沖合に位置し、鉱区面積は3,077平方キロメートルと東京都の約1.4倍の規模で、BG社及び既存パートナーのタイ・PTTEP Brasil Investimentos em Exploração e Produção de Petróleo e Gás Ltda. (以下「PTTEP BL社」)と共に探鉱作業を行います。本鉱区は石油・ガス資源開発の進んでいないフロンティアエリアに位置しており、大規模な埋蔵量の可能性も見出されています。今後約4年間で、石油・ガスの存在を確認する為の地震探査等の地質調査、試掘井掘削を実施する予定です。

三井石油開発は、今後も本案件の取得を梃に、ブラジルを始めとした南米地域において優良な「探鉱・開発・生産」案件を取得し、更なるポートフォリオバランスの拡充を図る所存です。


売買契約書の内容

買主

MEPBR

売主

BG社

取得対象資産

バヘイリーニャス盆地深海探鉱4鉱区の夫々権益10%

BAR-M-215鉱区、BAR-M-217鉱区

BAR-M-252鉱区、BAR-M-254鉱区


【プロジェクト概要】

鉱区

バヘイリーニャス盆地深海探鉱鉱区

権益保有者

(当社参画後)

65% BG社【オペレーター】

25% PTTEP BL社

10% MEPBR

鉱区位置

ブラジル北部沖合 (水深2,000メートル程度)


【鉱区位置図】
図1.png


【BG Group概要】

正式名称

BG Group plc

所在地

イギリス・レディング

上場証券取引所

ロンドン証券取引所

事業内容

石油ガス開発・生産事業

連結従業員数

4,927名(*2)

連結総資産

618.5億米ドル(*2)(約7兆4,200億円)

持分生産量

60.6万原油換算バレル/日(*2)

持分埋蔵量

65.3億原油換算バレル(*2)

(*2)2014年12月末時点