当社オペレータープロジェクト(Block L11/43鉱区)の生産開始について

2012年7月 2日 プロジェクト

当社100％子会社のSiam Moeco Ltd.（以下「SML社」）は、2012年6月29日、タイ陸上L11/43鉱区において生産を開始しました。

本プロジェクトは、当社初の海外でのオペレーター事業であり、2004年1月にタイ政府との利権契約を締結し、陸上のL10/43およびL11/43鉱区を取得した後、2007年3月、韓国のGS Caltex社をパートナーとして迎え入れ、探鉱事業を推進してきました。

これまでにL10/43鉱区において6坑、L11/43鉱区において5坑の試掘井、評価井を掘削し、複数の油層の存在を確認しています。テスト生産の結果、特に有望であったL11/43鉱区のBurapa-Aエリアの開発移行を2011年3月に決定しました。その後、2012年初頭に追加で5本の開発坑井の掘削を行い、今回の生産開始にいたりました。

本格生産開始後は、7本の油生産坑井から最大日量2,000バレルの原油を生産する予定です。

当社は40年以上にわたって、タイにおいて石油・天然ガスの探鉱、開発、生産事業に従事しています。SML社は当社のタイでの長年にわたる経験を活かしてオペレーターとしてプロジェクトを推進し、原油の生産を実現しました。

今後も当社はタイを中心とした東南アジア地域をコアエリアとしてビジネスを拡大し、次なるオペレータープロジェクトの獲得を目指してまいります。