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米国ペンシルベニア州でのシェールガス開発生産プロジェクトに参画

2010年2月16日 プロジェクト

三井石油開発株式会社(本社:東京都港区西新橋一丁目2番9号/社長:香川幸之、以下当社)は、三井物産株式会社と共同出資する米国Mitsui E&P USA LLC(以下MEPUSA:当社40%、三井物産60%)を通して、Anadarko Petroleum Corporationが米国ペンシルベニア州のマーセラス・シェール・エリアにおいて開発・生産中のシェールガス事業に参画します。2月15日(米国時間)にMEPUSAとAnadarko Petroleum Corporationと間で事業参画契約を締結しました。

■事業参画契約の内容

買主 MEPUSA
売主 Anadarko Petroleum Corporation
(契約上の売主は、同社100%子会社のAnadarko E&P Company LP及びKerr-McGee Oil and Gas Onshore LP)
取得対象資産 Anadarko Petroleum Corporationがプロジェクト対象地域に保有する権益の内、32.5%
(全事業権益の約15.5%に相当、持分面積約10万エーカー)

■シェールガス事業の概要 ( MEPUSA持分)

年間最大生産量 約360〜460百万立方フィート/日(原油換算約6.0〜7.7万バレル/日)
開発総費用 約3,000〜4,000百万米ドル
生産期間 約60年間

本事業は、累計数千本単位の井戸を約10年間に亘り順次掘削する計画であり、都度資金支出していくことになります。MEPUSA持分での開発総費用は、保守的な開発計画では3,000百万米ドル程度、順調に進捗した場合には4,000百万米ドル程度となる見通しです。加えて、MEPUSAとAnadarko Petroleum Corporationは、将来のマーセラス・シェール・エリアでの事業拡大を目指し、ペンシルベニア州を主とする広範囲な地域を対象とし、今後10年間に亘り新規権益を共同取得していくことでも合意しました。