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タイ国第20次探鉱鉱区公開入札における海上4鉱区落札並びに利権契約の締結について

2007年12月19日 プロジェクト

三井石油開発株式会社(本社:東京都港区西新橋一丁目2番9号/社長:香川幸之)は、米国系石油開発会社である Chevron Petroleum (Thailand), Ltd. (シェブロン社)及びタイ国営系PTTEP Thai Projects Co., Ltd. (PTTEP)等と共同でタイ国第20次探鉱鉱区公開入札に参加し、タイ湾に位置する海上4鉱区(合計面積:約12,576平方キロメートル)の落札に成功、タイ国エネルギー省と利権契約を締結致しました。

落札した4鉱区は、当社が既に保有し原油・ガスを開発・生産している複数の鉱区に隣接しており、地質的にも有望且つ、原油・ガス発見の場合には、既存生産設備への繋ぎ込みを含めて商業化に有利と考えております。オペレーター(操業主体)は4鉱区中3鉱区ではシェブロン社が、残り1鉱区ではPTTEP社が務め、それぞれの鉱区の権益比率は、以下の通りとなります。

鉱区名 権益保有者(権益比率)
G4/50 当社(25%)、シェブロン社(オペレーター、75%)
G6/50 当社(23.75%)、シェブロン社(オペレーター、71.25%)、PTTEP社(5%)
G7/50 当社(5%)、シェブロン社(オペレーター、35%)、PTTEP社(45%)、Hess Exploration (Thailand) Co., Ltd(15%)
G8/50 当社(4%)、PTTEP社(オペレーター、80%)、シェブロン社(16%)

当社は、本年10月29日に主力事業で生産中のタイ湾海上4鉱区(第10/11/12/13鉱区)を対象とした利権契約を10年間延長する附属利権契約を締結しており、今回の4探鉱鉱区権益取得は同国における当社事業の更なる強化拡大につながり、又同国との関係強化にも発展するものと考えております。更に、これら事業を通じて、同国の旺盛な需要に対し長期安定的にエネルギーを供給し、更なる経済発展を支えるべく貢献する所存です。