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オマーン新規探鉱鉱区公開入札における鉱区落札について

2006年4月 5日 プロジェクト

三井石油開発株式会社は、関連会社であるミツイ・イー・アンド・ピー・ミドルイースト(三井物産60%及び当社40%出資、以下「MEPME社」)を通じて、本年1月1日にオマーン国にて実施された新規探鉱鉱区公開入札において、米国大手独立系石油開発会社オキシデンタル社(以下「Oxy社」)及びアブダビ首長国政府100%出資のE&P子会社リワエナジー(以下「Liwa社」)と共同で入札に参加し、Block54鉱区(面積5,622平方キロメートル)を落札致しました(MEPME社権益比率15%)。今後、Oxy社(同70%:オペレーター)及びLiwa社(同15%)と共にオマーン国石油ガス省と石油・天然ガス探鉱開発に関する生産分与契約を締結予定です。

当社はMEPME社を通じ、予ねてよりオマーン国において、Block9での原油・天然ガスの生産・販売事業(プロジェクトベースで日量原油換算約8万8千バレル)及びBlock27での原油開発事業推進に加え、これら事業を通じ蓄積してきた技術的知見・人脈等を活用し、新規鉱区取得活動を推進中でした。

今回落札した鉱区は、プロスペクトが複数存在し、且つ、生産・開発油田に隣接していることから、商業化規模の埋蔵量が確認された場合には、同油田への繋ぎ込みによる効率的な開発・生産が出来る有望探鉱鉱区です。

当社は、タイ湾を中心に原油換算で日量約8万バレルの原油・天然ガスを生産していますが、現在、中東地域を石油・ガス探鉱・開発・生産事業の重点地域と位置付け、同地域での優良上流資産(資源埋蔵量)の積み上げによる事業拡大を目指しています。今回の新規探鉱鉱区落札により、当社の事業基盤の一層の拡大が期待されます。