NEWS新着情報

インドネシア南スマトラ陸上鉱区Merangin I PSC権益取得について

2005年8月 1日 プロジェクト

三井石油開発株式会社は、インドネシア・ジャカルタ証券取引所上場石油開発会社であるPT Medco Energi Internasional Tbkの子会社PT Medco E&P Merangin(Medco社)が61%権益を保有するインドネシア南スマトラ陸上鉱区Merangin I Production Sharing Contract(面積:3,247平方キロメートル)の20%権益を同社より取得いたしました。

本鉱区は、インドネシアでも多数の油・ガス田が発見されているスマトラ島南部に位置し、地質的にも非常に有望であると判断しております。当社は、かねてより本地域をフォーカスエリアと定め鉱区取得を目指しておりましたが、今般Medco社との交渉が合意に至り、当該鉱区取得の運びとなりました。オペレーター(操業主体)はMedco社が務め、その他パートナーとしてタイ国石油開発会社であるPTTEP(PTT Exploration & Production Public Co., Ltd.)の子会社PTTEP Offshore Company Limitedが39%権益を保有しております。当社は100%子会社モエコ メランギン石油株式会社を通じ事業参画し、試掘1号井を2005年9月下旬に掘削する予定であります。

現在、当社はインドネシアにおいてMedco社と共同出資によるMedco Moeco Langsa Limitedを通じLangsa TAC鉱区(アチェ沖合)にて原油生産事業のオペレータを務めており、その他タイ、カンボジア、ベトナム、豪州、中東、米国にて事業を展開しております。本事業は当社にとってインドネシアにおける更なる事業拡大の好機であり、探鉱成功の暁には当社中核事業であるタイ事業を補完し、より強固な企業体質の形成に資するものと期待しております。また探鉱・開発投資によりインドネシアの経済発展、雇用機会増大等同国への社会的貢献を果たすものと考えております。